延世大学 語学堂の特徴と他校との違い
延世大学韓国語学堂は、1959年に設立された韓国で最も歴史のある韓国語教育機関の一つです。ソウル市西大門区の新村(シンチョン)キャンパスに位置し、毎年世界各国から多くの留学生が集まっています。韓国語教育の研究実績が豊富で、独自開発の教材「新延世韓国語」シリーズは他の語学堂でも参考にされるほど定評があります。
延世大学語学堂の概要と歴史
延世大学韓国語学堂は、韓国語教育の専門機関として60年以上の歴史を持っています。新村キャンパス内に専用の校舎があり、語学堂の学生も大学の図書館や食堂、スポーツ施設を利用できます。
最大の特徴は、独自開発の教材と体系的なカリキュラムです。「新延世韓国語」シリーズ(正規課程使用)は文法・会話・読解・作文をバランスよく扱う構成で、韓国語教育界で広く参考にされています。3週間短期課程では『3週間完成延世韓国語』シリーズを使用します。
新村キャンパスは地下鉄2号線の新村駅から徒歩約10分の場所にあります。弘大(ホンデ)や梨大(イデ)エリアにも近く、放課後の生活環境が充実している点も留学先として選ばれる理由の一つです。
正規課程と短期課程の違い
延世大学語学堂には、主に「正規課程」と「短期課程」の2つのプログラムがあります。目的や滞在期間に応じて選択できます。
| 項目 | 正規課程 | 短期課程 |
|---|
| 期間 | 10週間/学期(年4学期) | 3週間 |
| 授業時間 | 午前:月〜金 9:00〜13:00、午後:月〜金 14:00〜17:50 | 午前:韓国語授業、午後:文化体験 ※文化体験:プログラム期間中に数回 |
| レベル | 1級〜6級 | 1級〜8級(より細分化) |
授業料 ※入学金 (選考料:約80,000ウォンが)初回のみ発生 | 約186万ウォン/学期 | 約108万ウォン~112万ウォン程度 |
| 対象 | 長期的に韓国語力を伸ばしたい方 | 短期間で集中的に学びたい方 |
| 在留資格(ビザ) | D-4(2学期以上) | ビザ免除(90日以内) |
正規課程は体系的に韓国語を習得したい方に向いています。1学期だけの受講も可能ですが、D-4の在留資格を取得するには2学期以上の登録が必要です。短期課程は夏休みや冬休みを利用した留学に適しており、午後の文化体験では韓国料理実習、公演観覧、螺鈿(らでん)工芸などのプログラムが用意されています。
レベル分けと授業の進め方
正規課程では、開講日の数日前(約1週間〜3日前程度) にクラス編成試験(会話、聞き取り、読解、作文)を受けるのが一般的です。その結果に基づいて1級から6級のいずれかに配置されます。
韓国語の学習経験がまったくない場合は、テストなしで1級に配置されるケースがほとんどです。近年は、オンラインでの事前テスト(筆記・面接)を導入しているケースもあります。
1クラスの人数は約12〜13名で、担任の講師が授業を担当します。授業は韓国語のみで進行されますが、1級では基礎的な内容から始まるため、韓国語がゼロの状態でも授業についていける構成になっています。
各レベルは200時間のカリキュラムで構成されており、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく学びます。学期末の成績が基準を満たせば次の級に進級できます。
延世大学 語学堂の学費と期間別の費用目安
留学にかかる費用は、学費だけでなく住居費や生活費も含めて計画する必要があります。延世大学語学堂の学費と、ソウルでの生活にかかる費用を期間別に整理しました。
学期ごとの授業料と教材費
正規課程の授業料は1学期(10週間)あたり約186万ウォンです。これに加えて、初回のみ申込手数料120,000ウォン(返金不可)がかかります。教材費は授業料に含まれていないため、各級の教科書代として別途数万ウォンが必要です。
授業料の支払いは海外送金で行います。D-4の在留資格を申請する場合は、少なくとも2学期分の授業料を一括で納付する必要があります。送金手数料は利用する銀行やサービスによって異なりますが、1回あたり2,000〜5,000円程度が目安です。
ただし海外送金手数料は、為替レートの変動によって日本円での最終的な支払総額が数万円単位で変わる可能性があるため、送金するタイミングのレートには少し注意を払うことをおすすめします。
期間別の総額費用一覧(1学期・半年・1年)
学費と生活費を合わせた、期間別の総額費用の目安を以下にまとめました。住居タイプや生活スタイルによって変動しますが、計画の参考にしてください。
| 期間 | 総額費用の目安(円) | 内訳のポイント |
|---|
| 1学期(約3ヶ月) | 約60万〜100万円 | 授業料約19万円+住居費(保証金含む)約15〜40万円+生活費約22〜46万円+航空券・初期費用 |
| 2学期(約半年) | 約100万〜170万円 | 授業料約39万円+住居費(保証金別途)約30〜80万円+生活費約44〜92万円 |
| 4学期(約1年) | 約190万〜310万円 | 授業料約78万円+住居費(保証金別途)約50〜130万円+生活費約88〜184万円 |
初期費用として航空券(往復3万〜8万円)、住居の保証金(50万〜1,000万ウォン)、生活用品の購入費(10万〜20万ウォン)なども加算されます。保証金は退去時に返還されますが、渡韓前にまとまった資金の準備が必要です。
奨学金制度と費用を抑える方法
延世大学語学堂には、成績優秀者を対象とした奨学金制度があります。学期ごとに全学生の中から約25名(全体の約1.5%程度)のみが選抜され、次学期の授業料の50%が支給されます。
対象となるには、1学期以上在籍していること、遅刻・欠席がないこと、そして各級(レベル)全体でトップクラスの成績を収めていることが条件です。
費用を抑えるためのポイントとしては、以下の方法があります。
- 寮ではなくコシウォン(小型個室)を選ぶと、保証金が不要〜少額で初期費用を大幅に抑えられる
- 自炊を取り入れることで食費を月25万〜35万ウォン程度に抑えられる
- 格安SIMを契約することで通信費を月4万〜6万ウォン程度に収められる
- 奨学金を狙って授業への出席と成績を維持する
延世大学語学堂の奨学金は、日々の授業にまじめに取り組むことで十分に狙える制度です。留学費用の負担を軽減できる貴重な機会として、入学後から意識しておくと良いでしょう。
入学条件と申請手続きの流れ
延世大学語学堂への入学手続きは、オンラインで完結する部分が多く、日本からでも進められます。ただし、在留資格(ビザ)の申請が必要な場合は追加の書類が求められるため、早めの準備が重要です。
出願に必要な書類一覧
必要な書類は、在留資格(ビザ)の申請有無によって異なります。
| 書類 | D-4不要(1学期のみ) | D-4申請(2学期以上) |
|---|
| オンライン入学願書 | 必要 | 必要 |
| 証明写真(カラー・6ヶ月以内) | 必要 | 必要 |
| パスポートのコピー | 必要 | 必要 |
| 最終学歴証明書(3ヶ月以内・英文or和文) | 必要 | 必要 |
| 卒業証書または卒業証明書 | 不要 | 必要 |
| 残高証明書(本人or保護者名義) | 不要 | 必要 |
「最終学歴の卒業証明書(アポスティーユ付き原本)」 は、高校卒業以上の学歴を証明するものが必要です。申請日から3ヶ月以内に発行されたもので、英文または和文で作成されていることが条件です。在学中の場合は在学証明書でも受け付けてもらえるケースがあります。
※書類は「和文」のままアポスティーユを受けることも可能ですが、大学側での処理をスムーズにするため、また翻訳公証の手間を省くために、「英文」で発行された証明書にアポスティーユを受けることを強くおすすめします。
また、ビザ申請(大使館での手続き)においては確かに不要ですが、延世大学の入学審査そのものにおいて、1学期のみの受講であっても「10,000米ドル以上」の銀行残高証明書の提出を求められる規定になっていますので、十分注意することをおすすめします。
オンライン申請から入学許可までの手順
延世大学語学堂の入学申請は、公式サイトからオンラインで行います。手続きの流れは以下のとおりです。
- 延世大学韓国語学堂の公式サイトでアカウントを作成する
- オンライン入学願書を記入し、パスポートと最終学歴証明書のスキャンをアップロードする
- D-4の在留資格を申請する場合は、追加書類を郵送で提出する
- 書類審査の結果を待つ(通常2〜4週間程度)
- 合格通知を受け取ったら、指定期間内に授業料を海外送金で納付する
- D-4申請者は、授業料の納付確認後に「標準入学許可書」が発行される
公式サイトは日本語にも対応しているため、手続き自体は日本語で進められます。ただし、書類の不備があると審査が遅れるため、提出前に不足がないか確認しておくことが大切です。
申請スケジュールと締め切り時期
各学期の出願受付は、学期開始の約3〜4ヶ月前から始まります。締め切りは学期開始の約1〜2ヶ月前ですが、定員に達し次第締め切られる場合もあるため、早めの出願が望ましいです。
特に春学期(3月開始)と秋学期(9月開始)は応募者が集中する傾向があります。寮への入居を希望する場合は、まず語学堂に合格して授業料を納付し、学生番号が付与された後、指定された寮の申請日(通常は学期開始の約1〜1.5ヶ月前)に、寮の専用サイトから申し込む必要があります。寮は先着順で受付され、全学生の約10%分しか枠がないため、申し込み開始日に手続きを済ませることが重要です。
出願から渡韓までの全体スケジュールとしては、学期開始の4ヶ月前に出願準備、3ヶ月前に出願と書類提出、2ヶ月前に合格通知と授業料納付、1〜2ヶ月前に在留資格申請と住居手配という流れが目安になります。
在留資格(ビザ)の種類と申請方法
延世大学語学堂に2学期以上通う場合、D-4(一般研修)の在留資格が必要です。1学期のみの場合はビザ免除(90日以内)で入国できますが、滞在期間によって必要な手続きが異なります。
D-4の在留資格の取得条件と必要書類
D-4(一般研修ビザ)は、大学附属の語学堂に通う留学生が取得する在留資格です。延世大学語学堂で2学期以上学ぶ場合に申請が必要になります。
在留資格の申請に必要な書類は以下のとおりです。
- 査証申請書(在日韓国大使館・領事館の公式サイトからダウンロード)
- 旅券(パスポート)の原本(残存有効期間6ヶ月以上)
- 証明写真(3.5cm×4.5cm、白背景、6ヶ月以内撮影)
- 入学許可書の原本
- 最終学歴の証明書(卒業証明書または在学証明書)
- 残高証明書(財政証明)
- 健康診断書(機関によって書式指定あり)
証明写真は規格が「3.5cm×4.5cm・白背景」と指定されています。
日本の証明写真機を利用する場合は、「パスポート用」を選択すると規格に適合します。心配な方は写真スタジオで「韓国ビザ用」と伝えて撮影する方法もあります。
健康診断書は一般的な健康診断ではなく、「指定病院での結核(TB)検査の診断書」を示します。日本国内の管轄領事館(東京、大阪、福岡など)ごとに「この病院で検査を受けたものしか認めない」という指定病院リストが存在します。
近所の適当な病院で受けると無効になるため、しっかりとご自身の住民票がある地域を管轄する領事館の公式サイトで指定病院を確認するよう強調することをおすすめします。
残高証明書の準備と注意点
延世大学語学堂のD-4申請(2学期以上登録)では、10,000米ドル以上の残高証明書(本人または両親名義)が求められますが、申請する期間によって指定金額が異なる場合がありますので、忘れずに延世大学語学堂の募集要項と領事館の最新情報を確認してください。
残高証明書を準備する際の注意点は以下のとおりです。
- 書類提出日または学校到着日から30日以内のものが有効
- 本人名義の口座であること
- 外貨建て口座(全ての金額はUSD(ドル)を基準にする)※残高証明書発行時の為替レートにご注意
- 残高を一時的に膨らませた口座は審査でマイナスの印象を与えることがある
- 日頃から一定の残高を維持している口座の証明書を使用するのが望ましい
保護者が費用を負担する場合は、保護者名義の残高証明書と親族関係証明書(戸籍謄本など)の提出が求められます。戸籍謄本は韓国語または英語への翻訳が必要になるケースがあるため、事前に領事館で確認しておくと安心です。
申請から発給までにかかる期間
在留資格の申請は、延世大学語学堂から「標準入学許可書」が発行された後に行います。在日韓国大使館または領事館の窓口で書類を提出し、審査を経て発給される流れです。
申請から発給までの標準的な処理期間は5〜14営業日です。ただし、繁忙期(12〜2月・6~8月)は審査が長引く場合があります。渡航予定日の2〜3ヶ月前を目安に手続きを開始するのが現実的です。
在日韓国大使館・領事館のウェブサイトでは、申請書類の最新版と受付時間が公開されています。制度改正により提出書類が変更されることがあるため、書類を準備する前にしっかりと最新の要件を公式サイトで確認してください。
ソウルでの住まい探しと住居タイプ別の比較
延世大学語学堂の寮は収容人数が限られているため、多くの学生は校外で住居を探すことになります。韓国の賃貸制度は日本と異なる点が多いため、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。
ワンルーム・コシウォン・学生寮の特徴と費用
延世大学語学堂の学生が利用する主な住居タイプは、大学寮・コシウォン(コシテル)・ワンルーム・シェアハウスの4つです。それぞれの特徴と費用を比較しました。
| 住居タイプ | 保証金 | 月額家賃(目安) | 特徴 |
|---|
| 大学寮(SK Global House等) | 不要~10万ウォン程度 | 寮費として学期170万〜232万ウォン | 語学堂から徒歩5分。収容人数は全学生の約10%で競争率が高い |
| コシウォン・コシテル | 5万~100万ウォン以下 | 40万~90万ウォン | 小型個室(3〜6畳程度)。家具付きで即入居可能。初期費用を抑えたい方向け |
| ワンルーム | 500万〜1,000万ウォン程度 | 55万〜100万ウォン | 独立した個室。キッチン・バスルーム付き。プライバシー重視の方向け |
| シェアハウス | 50万~300万ウォン程度 | 35万~90万ウォン | 個室あり+共用リビング。家具付きで他の留学生と交流しやすい |
初めての韓国留学で初期費用を抑えたい場合は、コシウォンかシェアハウスが現実的な選択肢です。大学寮は最もコストが低く通学にも便利ですが、申し込み初日に枠が埋まることが多いため、早めの行動が求められます。
保証金(ボジュングム)制度と契約時の注意点
韓国の賃貸市場には「保証金(보증금 ボジュングム)」という日本にはない独特の制度があります。日本の敷金に近い性質ですが、金額の規模が大きく異なります。
月払い形式の賃貸(월세 ウォルセ)では、月家賃が40万ウォンの物件でも保証金として100万〜500万ウォンを退去時まで預け入れることが求められるケースがあります。留学生が主に利用するのはこのウォルセ形式ですが、以下の点に注意が必要です。
- 保証金の返還は退去時であり、渡韓前にまとまった資金の準備が必要になる
- 退去時のトラブル(韓国で本人名義の銀行口座がない場合の保証金の返還遅れ、原状回復費用など)が発生しやすい
- 契約書が韓国語のみで記載されており、内容を正確に把握しないまま署名するリスクがある
GTN Koreaの住居紹介サービスでは、保証金の負担が抑えられる物件の紹介と、日本語による物件詳細のまとめと、契約内容を基準にしたチェックリストを受け取ることができます。韓国語の契約書を読み解けない状態でのトラブルを防ぐ手段として活用できます。
日本語で住居を探す方法
韓国語が十分にできない状態で住居を探す場合、日本語対応の不動産サービスを利用するのが安全です。韓国の不動産アプリや現地の不動産仲介業者は基本的に韓国語のみの対応であり、契約条件の確認や交渉が難しくなります。
GTN Koreaでは、延世大学語学堂をはじめとするソウルの語学堂に通う留学生向けに、日本語での住居紹介サービスを提供しています。新村エリアや弘大エリアなど、大学周辺の物件を日本語で案内してもらえるため、住居探しの不安を軽減できます。
住居は渡韓の1〜2ヶ月前から探し始めるのが目安です。人気のエリアは空き物件が限られるため、入学が決まったら早めに情報収集を始めることをおすすめします。
渡韓直後に必要なSIM契約と生活インフラの準備
韓国に到着してから生活を始めるまでには、通信環境の確保や交通手段の準備など、いくつかの手続きが必要です。特にSIM契約は、渡韓直後の生活に大きく影響するため、事前の準備が重要です。
外国人登録証なしでSIMを契約する方法
韓国の通信キャリアでSIMを契約する場合、通常は「外国人登録証(ARC)」の提示が必要です。しかし外国人登録証は、入国後に出入国・外国人庁で申請してから取得まで数週間〜1ヶ月以上かかるため、渡韓直後には手元にありません。
通信が使えない状態では地図アプリや翻訳ツールが動かず、現地での移動や手続きに支障が出ます。語学堂の初日に遅刻しないためにも、到着直後の通信環境は欠かせません。
GTN Koreaが提供するSIM契約サービスでは、外国人登録証なしでのプリペイド契約に対応しています。日本語でのサポートが受けられ、渡韓直後から通信環境を確保できます。月額料金の目安は4万〜6万ウォン(プランによって異なる)です。渡韓前に手配しておくことで、空港到着後すぐにスマートフォンを使える状態になります。
銀行口座の開設と交通カードの入手
韓国での生活では、現地の銀行口座があると便利です。語学堂の学費を現地で支払う場合や、アルバイトの給与を受け取る場合に必要になります。口座開設には外国人登録証とパスポートが必要で、一部の銀行では韓国語での手続きが求められます。
交通カード(T-moneyカード)は、コンビニや地下鉄の窓口で購入できます。ソウルの地下鉄やバスはほぼすべてT-moneyカードで支払い可能で、現金よりも割引が適用されます。新村から延世大学語学堂への通学にも便利です。
銀行口座の開設は外国人登録証が届いてからになるため、渡韓直後はクレジットカードや現金での対応が必要です。日本のクレジットカードは韓国のほとんどの店舗で利用できますが、一部のローカル店舗では使えない場合もあるため、現金も一定額を用意しておくと安心です。
渡韓前に済ませておきたい手続きリスト
渡韓前に準備しておくべき手続きを時系列で整理しました。
- 4ヶ月前:入学申請・書類提出
- 3ヶ月前:合格通知受領・授業料納付・寮申し込み
- 2〜3ヶ月前:在留資格(ビザ)申請・住居手配開始
- 1〜2ヶ月前:航空券の予約・海外旅行保険の加入・SIM契約の手配
- 2週間前:荷物の準備・住民届の提出(海外転出届)
- 渡韓当日:パスポート・入学許可書・在留資格関連書類を手荷物に入れる
海外転出届を提出すると、国民健康保険の資格を喪失します。韓国では語学堂の学生向けに「留学生保険」への加入を案内している場合があるため、保険の空白期間が生じないよう事前に確認しておくことが大切です。
延世大学 語学堂に通う前に知っておきたい注意点
延世大学語学堂への留学を成功させるために、事前に知っておきたいポイントをまとめました。授業のこと、生活のこと、アルバイトのことなど、出発前に確認しておくと安心です。
授業についていけないときの対処法
クラス分けテストの結果に応じてレベルが決まるため、基本的には自分の実力に合ったクラスに配置されます。それでも授業のペースが速いと感じる場合は、担任の講師に相談することで対応してもらえるケースがあります。
延世大学では、2級以降の学生を対象とした言語交換プログラム(韓国人学生との週1回以上の言語交換)が提供されています。韓国語の練習相手にもなるため、授業外での学習時間を有効に活用できます。
授業についていけないからといってクラスを変更できるとは限りませんが、次の学期で同じ級をもう一度受講することは可能です。焦らず自分のペースで進めることが、長期的な韓国語力の向上につながります。
韓国語がゼロでも生活できるか
結論として、韓国語がまったくできない状態でも留学生活を始めることは可能です。延世大学語学堂の1級は初心者向けのカリキュラムで構成されており、ハングルの読み書きから学びます。
ソウルの新村エリアは学生街であるため、飲食店やコンビニでは簡単な英語が通じる場面もあります。ただし、不動産契約や行政手続きなどは韓国語のみの対応がほとんどです。
韓国語がゼロの状態で最も困るのは、渡韓直後の生活立ち上げ期間です。住居の契約、SIMの手続き、銀行口座の開設など、日本語や英語では対応が難しい場面が続きます。GTN Koreaのような日本語対応のサポートサービスを活用することで、言語の壁による手続きの不安を軽減できます。
留学中のアルバイトと在留資格の制限
D-4在留資格では、入国日から「6ヶ月が経過した後」に一定の条件を満たせば、週20時間までのアルバイトが許可されます(管轄の出入国・外国人庁での事前の許可申請が必須です)。
ただし、許可なしに働くと在留資格の取消しや罰則の対象になるため、忘れずに正規の手続きを経てから就労してください。
アルバイトの求人は、語学堂の掲示板やSNSのコミュニティで見つかることが多いです。日本語を活かせる仕事(翻訳補助、日本食レストランでの接客、日系企業の事務サポートなど)は留学生に人気がありますが、競争率も高い傾向にあります。
学期中は授業と宿題に充てる時間が多く、アルバイトと両立するには計画的な時間管理が求められます。語学堂の成績が下がると進級や奨学金に影響が出るため、学業を優先したうえでアルバイトを検討するのが望ましいです。
GTN Koreaのトータルサポート
留学サポート・住居・SIM・生活用品の購入代行など、渡韓前から渡韓後の最初の数週間に集中する手続きを日本語でガイドします。一人で複数の手続きを韓国語で進める負担の軽減につながり、生活の立ち上がりをスムーズに進めるためのサポートを行います。
語学堂・学校の選定と入学手続きの補助
どの語学堂を選ぶかによって学費が年間数十万円単位で変わります。目的・レベル・予算をもとに、GTN Koreaが適切な選択肢を日本語でアドバイスします。入学書類の準備や納付手順でも不明点を解消できます。
保証金負担を軽減!日本語対応で安心できる住居紹介サービス
GTN Koreaの住居紹介サービスは、韓国留学・長期滞在を予定している日本人向けに、日本語での物件紹介から契約手続きまでをサポートします。
サービスの主なポイント
- 保証金が少額または不要の物件も紹介可能
- 契約内容のチェックリストを日本語で提供するため、渡航前にも把握できる
- 入居時・退去時のトラブルリスクを軽減するための公認仲介士(韓国の宅建士)との事前確認も含む
- ソウルを中心に複数エリアの物件情報を案内
渡韓前に日本語で住居の手配が完了していると、到着初日から安定した生活環境でスタートできます。現地での物件探しを一から始める手間とリスクを大幅に減らせる点が、このサービスの実質的なメリットです。
SIM契約のスムーズな手配
外国人登録証なしでのSIM契約は、GTN Koreaを通じて手配できます。渡韓直後から通信環境を整えることで、現地での情報収集や家族との連絡が途切れません。
まとめ
延世大学語学堂への留学に必要な情報を、学費から生活準備まで整理しました。最後に、準備の全体像と次にとるべきアクションを確認しておきましょう。
準備の全体スケジュール
延世大学語学堂への留学準備は、渡韓の4〜6ヶ月前から始めるのが理想的です。主なマイルストーンを以下にまとめました。
- 6ヶ月前:留学先と期間を決定し、費用の概算を把握する
- 4ヶ月前:入学申請に必要な書類を準備し、オンラインで出願する
- 3ヶ月前:合格通知を受け取り、授業料を納付する。寮への入居を希望する場合は同時に申し込む
- 2〜3ヶ月前:標準入学許可書を受け取り、在留資格(ビザ)の申請を行う。住居探しを開始する
- 1〜2ヶ月前:航空券の予約、海外旅行保険の加入、SIM契約の手配を進める
- 2週間前:荷物の準備と海外転出届の提出を済ませる
在留資格の申請は繁忙期に時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュールで進めてください。
韓国生活の不安を減らすためにできること
延世大学語学堂の留学準備で押さえておきたいポイントは以下の5つです。
- 学費は1学期約186万ウォン。奨学金制度を活用すれば次学期の授業料が半額になる可能性がある
- 在留資格(D-4)の申請には残高証明書が必要。早めに口座残高を整えておく
- 寮の枠は全学生の約10%。入れない場合に備えてコシウォンやシェアハウスも検討する
- 渡韓直後はSIMが使えない期間が発生する。事前にGTN KoreaのSIM契約を手配しておくと安心
- 住居契約は韓国語のみの場合が多い。日本語対応のサポートサービスの活用を検討する
韓国での留学生活は、準備の段階で不安の大半を解消できます。延世大学語学堂は日本語対応の公式サイトを持っており、入学手続きに関する情報はそこで確認できます。生活面の準備については、GTN Koreaのサイトで住居紹介やSIM契約などのサポート内容を確認してみてください。
※本記事内のウォン→円換算は執筆時点の目安(1ウォン=約0.10〜0.11円)です。為替レートは日々変動するため、実際の支払額は異なる場合があります。