韓国の大学院に留学するには|出願条件・費用・在留資格(ビザ)・生活準備まで一気にわかる - GTN KOREA

韓国の大学院に留学するには|出願条件・費用・在留資格(ビザ)・生活準備まで一気にわかる

韓国の大学院留学を予定している日本人向けに、出願条件や必要書類、学費と生活費の目安、D-2在留資格(ビザ)の手続き、住まいやSIMの準備までを一つの流れで解説します。韓国語にまだ自信がなくても、日本語のサポートを受けながら現地生活を立ち上げる進め方がわかります。

韓国の大学院に出願するための条件

大学院の出願では、学歴と語学力の要件、そして提出書類の準備が中心になります。基準は大学や専攻によって幅があります。ここでは一般的な目安を示しますので、最終的には志望校の募集要項で確認してください。出願時期の考え方もあわせて整理します。

学歴と語学力の目安

修士課程は学士号を取得した人、または取得見込みの人が対象です。春学期の入学は当年2月まで、秋学期の入学は当年8月までに学位を得る見込みが求められる場合があります。

韓国語で学ぶ課程では、入学時にTOPIK3級以上、卒業までに4級以上を目安とする大学が多く見られます。専攻によっては5級以上を求める場合もあります。

英語で学ぶ国際大学院などでは、TOPIKが不要なコースもあります。その場合はTOEFL iBTで80から90、IELTSで5.5から6.0程度が目安とされています。数値は大学や年度で変わるため、募集要項で確かめてください。

一般選考で求められる主な書類

大学院の出願は書類選考の比重が高く、研究計画書が重視される傾向があります。一般的にそろえる書類は次のとおりです。

  • 入学願書と学業計画書または研究計画書
  • 最終学歴の卒業証明書と成績証明書
  • 語学能力を示す証明(TOPIKや英語スコアなど)
  • パスポートの写しと証明写真
  • 大学によっては推薦状

卒業証明書と成績証明書は、韓国語または英語への翻訳を求められることがあります。海外発行の書類は、真正性の確認としてアポスティーユ認証が必要になる場合があります。大学発行の公文書は外務省へ直接申請し、私文書は公証役場、法務局、外務省の順で手続きを進めます。

対象書類は発行から3か月以内の原本を求められることが多いため、取得の時期にも気を配ると準備がスムーズになります。

出願時期とスケジュールの考え方

韓国の大学院は春学期の3月入学と、大学によっては秋学期の9月入学があります。願書の受付は入学の約半年前に始まるのが目安です。

春学期の入学は前年の秋ごろに募集が始まり、秋以降に書類選考と面接が行われる例があります。秋学期の入学は当年の初めごろから出願が始まります。

締切や面接の日程は大学ごとに異なります。志望校のスケジュールを早めにカレンダーへ書き込み、逆算して動くと準備に無理が出にくくなります。

韓国大学院留学にかかる費用の目安

費用は学費と生活費、そして渡韓時の初期費用に分けて考えると把握しやすくなります。金額はウォン建てが中心で、為替によって日本円での負担が変わります。

入学前に用意する初期費用

渡韓の時点でまとまった費用が必要になります。とくに住居の保証金は住まいの形態で大きく変わります。(表はワンルーム基準です。)おおまかな内訳は次のとおりです。

項目目安金額
航空券(往復)3万〜8万円
住居の保証金50万〜300万ウォン(約5万〜33万円)
住居の月家賃30万〜80万ウォン(約3万〜8.8万円)
生活用品の初期購入10万〜20万ウォン(約1万〜2.2万円)
SIM・通信費(1か月目)3万〜6万ウォン(約3千〜6.6千円)
食費(1か月目)45万〜55万ウォン(約4.5万〜6万円)

初期費用の合計は住居の形態で数十万円単位で変わります。保証金が低い物件を選ぶか、保証金の負担を抑えられるサービスを利用するかで、渡韓前に用意する金額が変わってきます。

学費以外の毎月の生活費

学費とは別に、毎月の生活費がかかります。ソウルを中心とした一般的な内訳は次のとおりです。

項目月額の目安(ウォン)円換算の目安
家賃(ワンルーム・月払い)40万〜80万ウォン約4万〜8.8万円
食費45万〜55万ウォン約4.5万〜6万円
交通費5万〜8万ウォン約5千〜8.8千円
通信費(格安SIM)3万〜6万ウォン約3千〜6.6千円
日用品・雑費5万〜10万ウォン約5千〜1.1万円
合計目安98万〜159万ウォン約10万〜17.5万円

食費は暮らし方で幅があります。自炊を中心にして出前を控えると月25万から35万ウォンほどに抑えられます。外食と出前が多いと月70万から90万ウォンほどになります。

期間別の費用シミュレーション

生活費を期間ごとにまとめると、必要な資金の見通しが立てやすくなります。下表は学費を除いた生活費の目安です。

期間生活費の目安(円・学費別)内訳のポイント
1か月約10万〜17.5万円家賃・食費・交通・通信・雑費の合計
3か月約30万〜52万円初月は保証金や生活用品が別途かかる
6か月約60万〜105万円住居の形態で保証金の負担が変わる
1年約120万〜210万円学費は専攻により別途かかる

学費は専攻によって幅があります。韓国語や英語で学ぶ人文社会系では年間で約60万から132万円、理工系では年間で約76万から185万円が目安とされています。国立は私立より学費が抑えられる傾向があり、大学院では授業料の減免など奨学の仕組みが用意されている場合もあります。

学費を海外送金で支払う場合、為替の動きによって日本円での支払総額が数万円単位で変わることがあります。送金のタイミングのレートには少し気を配ることをおすすめします。

※上表に記載した「韓国大学院留学にかかる費用の目安」の各金額は、2026年7月時点で当社が確認した各大学公開資料、韓国不動産ポータル、航空券比較サイト、通信事業者公開情報等を参考にした目安です。実際の金額は、入学する地域、住居タイプ、契約条件、為替、渡航する時期、個人の生活スタイルにより異なります。 

大学院留学の在留資格(D-2在留資格)の手続き

大学や大学院の正規留学では、D-2という在留資格を使います。手続きには申請のタイミングや必要書類、財政能力を示す残高証明書が関わります。基準は申請先の公館によって異なる場合があります。ここでは一般的な流れを整理しますので、最新の要件は管轄の公式ページで確認してください。

D-2在留資格(ビザ) の対象と滞在期間

D-2在留資格(ビザ) は大学、大学院、専門大学の正規課程が対象で、学位の取得を目的とします。滞在期間は最大2年で、条件を満たせば延長できます。

在留資格(ビザ)対象滞在期間備考
D-2大学・大学院・専門大学最大2年(延長可)正規課程で学位取得を目的とする
D-4大学付属の語学堂など通常最大6か月(延長可)語学研修が中心
C-3-190日以内の短期留学・研修最大90日短期コース向け

大学院進学ではD-2在留資格(ビザ) を選びます。語学堂に通ってから進学する場合は、D-4在留資格(ビザ)からD-2在留資格(ビザ)への切り替えが必要になります。

申請のタイミングと必要な書類

在留資格の申請は、入学許可書が発行された後から可能になります。申請から発給までの標準的な処理期間は5から14営業日ですが、12月から2月や6月から8月の繁忙期は審査が長引くことがあります。

願書の提出から発給までは通算で1か月半ほどかかることもあります。渡航予定日の2から3か月前を目安に手続きを始めると余裕を持てます。

D-2在留資格(ビザ)の主な申請書類は次のとおりです。

  • 査証申請書(大使館や領事館の公式サイトからダウンロード)
  • パスポートの原本(残存有効期間6か月以上)
  • 証明写真(3.5cm×4.5cm、白背景、6か月以内撮影)
  • 入学許可書の原本
  • 在学証明書または卒業証明書(最終学歴の証明)
  • 残高証明書(財政証明)
  • 健康診断書(機関によって書式指定あり)

在日韓国大使館や領事館のサイトでは、申請書類の最新版と受付時間が公開されています。制度の改正で提出書類が変わることがあるため、書類を集める前に最新の要件を公式サイトで確認してください。

残高証明書で気をつけたいこと

D-2在留資格(ビザ)では財政能力を示す残高証明書が求められます。基準額は米ドルで示されることが多く、約20,000米ドル以上を一般的な目安とする案内があります。金額は入学する学校や申請の時期、管轄の公館によって異なります。

残高証明書について気をつけたい点は次のとおりです。

  • 発行日から1か月以内のものが有効とされる
  • 本人名義の口座であること
  • 外貨建て口座の場合は円換算の記載があること
  • 残高を一時的に増やした口座は審査で良い印象につながりにくい

日頃から一定の残高を保っている口座の証明書を用意することをおすすめします。保護者が費用を負担する場合は、保護者の残高証明書と親族関係を示す書類の提出を求められることがあります。基準額は公館ごとに幅があるため、管轄の公式ページで最新の情報を確かめてください。

渡韓前に整えたい住まいの準備

住まいは渡韓後の生活の土台になります。韓国の賃貸には日本と異なる制度があり、保証金の仕組みや韓国語のみの契約書に戸惑う場面があります。ここでは留学生が選びやすい住居タイプと、保証金や契約で確認したい点を整理します。事前に把握しておくと、落ち着いて物件が選びやすくなります。

留学生が選びやすい住居タイプ

留学生がよく候補に挙げる住居には、いくつかの種類があります。初期費用や広さ、入居のしやすさが異なります。

住居タイプ保証金月額家賃(目安)特徴
ワンルーム500万〜1,000万ウォン程度45万〜80万ウォン独立した個室でキッチンやバス付き。初期費用は高め
コシウォン・コシテル5万〜100万ウォン以下40万〜90万ウォン小型の個室で家具付き。初期費用を抑えたい人向け
シェアハウス50万〜300万ウォン程度35万〜90万ウォン個室と共用リビング。家具付きが多く交流も生まれやすい
大学寮・学生寮不要〜10万ウォン程度30万〜50万ウォン程度学期単位で通学に便利。入寮の競争率は高め

コスト重視ならコシウォンや学生寮、独立した空間を求めるならワンルームが候補になります。到着後すぐに住める家具付きの物件は、渡韓直後の負担を軽くします。

保証金(ボジュングム)と月払いの仕組み

韓国の賃貸には、日本にはない独特の制度があります。その代表が保証金です。韓国語でボジュングムと呼ばれ、日本の敷金に近い一方で金額の規模が異なります。

月払い形式の賃貸はウォルセと呼ばれます。月家賃が40万ウォンの物件でも、保証金として100万から500万ウォンほどを退去時まで預けるケースがあります。留学生が主に利用するのはこのウォルセ形式です。

保証金について注意したい点は次のとおりです。

  • 保証金の返還は退去時のため、渡韓前にまとまった資金を用意する必要がある
  • 本人名義の韓国の口座に返還されるため、口座がない場合は返還が遅れることがある
  • 原状回復費用の請求など、退去時のやり取りが発生することがある
  • 契約書が韓国語のみで書かれ、内容の把握が難しい場合がある

契約で確認しておきたいこと

契約書の内容を正確に把握しないまま署名すると、後から確認が必要になる場面があります。保証金の返還条件や、途中解約の際の費用の扱いは、契約前に確認しておきたい項目です。

GTN Koreaの住居紹介サービスでは、保証金の負担を抑えやすい物件の紹介や、日本語での物件情報のまとめ、契約内容に沿った丁寧な案内を受け取れます。韓国語の契約書を読み解きにくい状態への備えとして活用できます。

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渡韓直後の通信と生活立ち上げ

渡韓した直後は、通信の確保と行政手続きが生活の入り口になります。通信が使えないと地図や翻訳のアプリも動かず、移動や手続きに支障が出ます。ここではSIMを事前に手配する理由と、到着後に必要な手続きの流れを時系列で整理します。順番を知っておくと、スムーズに行動しやすくなります。

SIMカードを渡韓前に手配する理由

韓国の通信キャリアでSIMを契約する場合、通常は外国人登録証の提示が必要です。外国人登録証は入国後に申請してから取得まで数週間から1か月以上かかり、渡韓直後には手元にありません。

その結果、到着直後にインターネットも電話も使えないまま生活を始める状況が生まれることがあります。GTN Koreaが提供するSIM契約サービスの特徴は次のとおりです。

  • 外国人登録証なしでのプリペイド契約に対応
  • 日本語でのサポートが受けられる
  • 渡韓直後から通信環境を確保できる
  • 月額料金の目安は4万〜6万ウォン(プランによって異なります。)

渡韓前にSIMを手配しておくと、到着した直後から安定した通信環境を用意できます。地図や翻訳のアプリを使えるだけでも、現地での移動や手続きが進めやすくなります。

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到着後に必要な手続きの時系列

渡韓後に対応が必要な手続きを、時系列で整理します。

時期手続き内容備考
到着当日SIMカードの開通・設定事前に手配済みなら到着後すぐに使用可能
到着後1週間以内住居への入居・契約手続き法律上の期限: 転入日(実際に新しい住所に住み始めた日)から14日以内
実務上の推奨: 契約開始日から14日以内(トラブルを防ぐために推奨しています。)
到着後2週間以内外国人登録の申請予約のうえ出入国・外国人庁を訪問。手数料は基本3万ウォン
到着後1か月以内銀行口座の開設外国人登録証の受け取り後に可能

住まいへの入居時には、デジタルドアロックの暗証番号と契約書の内容を確認します。滞留地申告は外国人登録証の有無に関わらず、契約開始日から14日以内に管轄の住民センターや出入国・外国人庁で行うことをおすすめします。(法律上は、転入日(実際に新しい住所に住み始めた日)から14日以内。)

D-2在留資格(ビザ)の場合、入国日から国民健康保険の加入対象となり、外国人登録後に公団から案内が届きます。保険料には留学生向けの軽減措置(50%減免)があります。

外国人登録と銀行口座の開設

外国人登録の申請は、渡韓後90日以内に行う義務があります。管轄の出入国・外国人庁に予約のうえ訪問し、パスポート、在留資格を示す書類や標準入学許可書、証明写真、住居の契約書、手数料を用意します。

申請から外国人登録証の発行までは1か月以上かかることも多いため、到着後は早めに手続きを進めておく事をおすすめします。銀行口座の開設は外国人登録証の受け取り後に可能になり、学費の支払いやアルバイト収入の受け取りに使います。

韓国大学院留学の準備を安心して進めるために

韓国の大学院留学は、出願から現地生活の立ち上げまで項目が多く、事前の見通しが安心につながります。ここでは事前に対策しておきたい場面と、日本語で受けられるサポートを整理します。

  • 学歴書類の翻訳やアポスティーユは、発行から3か月以内という期限に注意する
  • 残高証明書は日頃から一定の残高を保った口座で用意する
  • 住居の保証金は渡韓前に用意する資金として見込んでおく
  • SIMは渡韓前に手配し、到着直後の通信の空白を避ける
  • 外国人登録は入国後90日以内という期限を意識して早めに動く

こうした場面は、順番と期限を把握しておくと落ち着いて対応しやすくなります。志望校や管轄の公館の公式情報とあわせて確認してください。

GTN Koreaのトータルサポート

留学サポート・住居・SIM・生活用品の購入代行など、渡韓前から渡韓後の最初の数週間に集中する手続きを日本語でガイドします。一人で複数の手続きを韓国語で進める負担の軽減につながり、生活の立ち上がりをスムーズに進めるためのサポートを行います。

語学堂・学校の選定と入学手続きの補助

どの語学堂を選ぶかによって学費が年間数十万円単位で変わります。目的・レベル・予算をもとに、GTN Koreaが適切な選択肢を日本語でアドバイスします。入学書類の準備や納付手順でも不明点を解消できます。

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保証金負担を軽減!日本語対応で安心できる住居紹介サービス

GTN Koreaの住居紹介サービスは、韓国留学・長期滞在を予定している日本人向けに、日本語での物件紹介から契約手続きまでをサポートします。

サービスの主なポイント

  • 保証金が少額または不要の物件も紹介可能
  • 契約内容のチェックリストを日本語で提供するため、渡航前にも把握できる
  • 入居時・退去時のトラブルリスクを軽減するための公認仲介士(韓国の宅建士)との事前確認も含む
  • ソウルを中心に複数エリアの物件情報を案内

渡韓前に日本語で住居の手配が完了していると、到着初日から安定した生活環境でスタートできます。現地での物件探しを一から始める手間やリスクを大幅に減らせる点が、このサービスの実質的なメリットです。

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SIM契約のスムーズな手配

外国人登録証なしでのSIM契約は、GTN Koreaを通じて手配できます。渡韓直後から通信環境を整えることで、現地での情報収集や家族との連絡が取りやすくなります。 

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まとめ

韓国の大学院留学は、出願条件、費用、在留資格、住まい、通信、行政手続きという流れで準備を進めます。まずは志望校の募集要項で出願条件と学費を確認し、次に在留資格の要件を管轄の公館で確かめると全体像が固まります。

住まいとSIMは渡韓前に手配し、到着後の手続きは期限を意識して進めます。準備の各段階で不安が残る場合は、日本語で相談できるサービスを確認してみてください。次のような行動から始められます。

  • 韓国生活の準備について情報を確認する
  • 住まい探しの情報を確認する
  • 韓国SIMの契約方法を調べる
  • 韓国生活サポートの情報を見る

 

※本記事内のウォン→円換算は執筆時点(2026年7月)の目安(1ウォン=約0.10〜0.11円)です。為替レートは日々変動するため、実際の支払額は異なる場合があります。

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