
韓国への留学やワーキングホリデーを計画する際、現地での生活費をどのように賄うかは重要な課題です。物価の上昇や為替の影響もあり、「現地でアルバイトをして生活費を稼ぎたい」「韓国語を使いながら実務経験を積みたい」と考える方は多いでしょう。韓国でのアルバイトは、単なる収入源というだけでなく、生きた韓国語を学び、現地の人々と交流を深める絶好の機会でもあります。
しかし、外国人が韓国で働くには、ビザの種類に応じた厳格なルールや手続きが存在します。特に留学生(D-2ビザ)や語学研修生(D-4ビザ)の場合、事前の許可なく働くことは不法就労となり、罰金や強制退去の対象となるリスクがあります。
本記事では、韓国留学やワーキングホリデーを検討中の方に向けて、韓国でのアルバイト事情、D-2ビザなどでの就労許可申請(資格外活動許可)、おすすめの職種や探し方について、最新情報を交えて徹底的に解説します。安全かつ充実した韓国生活を送るための完全ガイドとして活用してみましょう。
まずは、韓国で外国人がアルバイトをするための基本的な条件や、日本との違いについて理解しておく必要があります。
韓国に滞在する日本人がアルバイト(就労)を行うことができる主なビザは以下の通りです。
| ビザの種類 | 名称 | 対象者 | アルバイト可否と条件 |
|---|---|---|---|
| H-1 | 観光就労(ワーキングホリデー) | 休暇を目的としつつ、滞在資金を補うために働く人 | 許可なしで就労可能。ただし、特定の職種(風俗営業、専門職など)は制限あり。週25時間以内の就労制限があります(※勤務先との契約ではなく、韓国の出入国管理法による厳格な規定です。25時間を超過して働くと不法就労となるため絶対に注意してください)。 |
| D-2 | 留学 | 専門大学、大学、大学院などの正規課程に在籍する留学生 | 「資格外活動許可」の取得が必須。許可を得れば、学期中・休暇中にアルバイトが可能。 |
| D-4 | 一般研修 | 大学付属語学堂などで韓国語を学ぶ語学研修生 | 「資格外活動許可」の取得が必須。入国から6ヶ月経過後に申請可能となるのが一般的。 |
| F-6 | 結婚移民 | 韓国人と結婚し、韓国に居住する人 | 就労制限なし。 |
注意点:観光目的(ノービザ)で入国した場合や、90日以内の短期滞在では、報酬を伴う活動は一切認められていません。
韓国の最低賃金は年々上昇傾向にあります。2026年の最低賃金(時給)は10,320ウォン(週休手当を含めると実質12,384ウォン程度)とされています。
(※最低賃金やビザの規定は予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず公式機関の発表をご確認ください。)
D-2ビザ(正規留学)やD-4ビザ(語学研修)で滞在している学生がアルバイトをするには、出入国・外国人庁から「資格外活動許可」を受ける必要があります。無許可でのアルバイトは不法就労となり、次回のビザ更新や変更に悪影響を及ぼすため、必ず手続きを行いましょう。
基本的に、直前学期の成績が一定基準(例:GPA C以上など)を満たしていることや、韓国語能力(TOPIK)のレベルによって働ける時間が変わります。
許可される就労時間は、課程や韓国語能力によって異なります(2024年時点の情報に基づく目安)。
申請は、管轄の出入国・外国人庁を訪問するか、オンラインシステム「Hi Korea」を通じて行います。
注意点:勤務先が「建設業」に分類される場合、留学生の就労は法律で『全面禁止』されています。1回でも発覚すると例外なく強制退去(強制帰国)処分となるため絶対に働いてはいけません。また、「製造業」の場合もTOPIK4級以上などの厳しい条件と追加書類が必要になるため、事前に出入国・外国人庁へ必ず確認してください。一般的に留学生の単純労務(製造業など)は制限が厳しいため、事前に確認してみましょう。
韓国での仕事探しは、日本と同様に求人サイトやアプリを利用するのが主流です。ここでは代表的なツールを紹介します。
韓国語がある程度できるなら、現地の求人情報を網羅している以下のアプリが最も選択肢が豊富です。
検索のコツ:検索ワードに「일본어(日本語)」「일본인(日本人)」「외국인 가능(外国人可能)」などを入力すると、日本人を求めている求人が見つかりやすくなります。
韓国語に自信がない場合や、日本人が働きやすい環境を探す場合はこちらがおすすめです。
最も求人数が多く、採用されやすいのが飲食業界です。
ある程度の韓国語力がある場合、より専門的な仕事に挑戦できます。
韓国の履歴書(イリョクソ)は、日本のものとは形式が異なります。
求人情報の連絡先にSMS(ムンチャ)やカカオトークで連絡するのが一般的です。「求人を見ました(공고 보고 연락드렸습니다)」と丁寧な韓国語でメッセージを送りましょう。電話よりもメッセージを好む雇用主も多いです。
面接(ミョンジョプ)はスピード勝負です。連絡後、すぐに「明日来れますか?」となることも珍しくありません。
楽しい韓国生活を送るためにも、トラブルには十分注意しましょう。
韓国でのアルバイトは、語学力向上だけでなく、現地の文化や社会を深く知る貴重な経験となります。「韓国 アルバイト」や「D-2 バイト」で検索し、自分に合った仕事を見つけるためには、ビザのルールを理解し、適切な手順で申請を行うことが第一歩です。
最初は韓国語に自信がなくても、日本人が働きやすい「韓国料理 バイト」や、語学力を生かせる「韓国語アルバイト」など、多様な選択肢があります。まずはコネストやアルバモンなどのサイトを活用し、積極的に情報を集めてみましょう。
準備を万全にして、韓国での充実したワーホリ・留学生活を実現してください。
※制度や運用は随時変更される場合がございますので、常に最新の情報をご確認ください。